今年の夏は、話題のダイオウイカを見て、ディープな経験をしてみては?
デートの行先にはいろいろありますが、水族館なんて夏らしくてステキですよね。でも、ただキレイでカワイイ魚などでは飽き足りなくなった人へ、この夏は、(文字通り)ディープな海の世界を楽しめる機会があります。
それは、上野の国立科学博物館で開かれる『特別展 「深海-挑戦の歩みと驚異の生きものたち-」』。宇宙とともに、人類にのこされたフロンティアと言われる深海。その深海の探査の歴史と深海に暮らす驚異の生きものたちを、最新の研究成果をもとに紹介する展示です。
深海に生きる生物としては、世界最大の無脊椎動物とされるダイオウイカが有名ですね。今年1月にNHKで、深海で初めて動画撮影に成功した映像が放送され、大きな話題となりました。Twitterでも広く取り上げられたので、耳にしたことがある人も多いのでは?
この展示では、2007年に島根県出雲市沖で捕獲されたというダイオウイカの標本も見られるとか。
その大きさは、触腕まで含めて全長約5mというから、その迫力に圧倒されそうですね。
さらに、横幅5mを超えるスクリーンで、深海生物の生態を記録した貴重で迫力ある映像も楽しめるそう。潜水船に乗って深海に潜航するような感覚は、普段なら絶対味わえないもの。
もちろんダイオウイカの動画映像もあるから、NHKの放送を見逃して話題に乗り遅れてしまったという人は、ぜひこの機会にそのインパクトのある映像を確かめてみて。