YUKI「STARMANNはいつでも私を踊らせてくれる存在」2013年第一弾シングルインタビュー
Excite:YUKIさんも「STARMANN」の主人公のように、音楽に熱烈な恋をしていますものね。
YUKI:はい。私も“STARMANN”という名の音楽に恋をしている一人です。私は、今、自分がいる場所からどこかへ連れ出してくれるものや、わくわくドキドキして夢中になってしまうような感じが好きなんです。
音楽以外にも、映画やバレエ、オペラやお芝居のように、夢の世界や虚構の世界に入り込めて、観る者をどこかへと連れ出してくれる世界に惹かれてしまう。
YUKIの音楽で辛い時を乗り越えることができた、頑張ることができましたというお手紙を読んだりすると、これからも私は音楽の力を借りて、皆さんを今いる場所からどこかへ連れ出してあげたいなと思うんです。
Excite:カップリングには、昨年行った全国ツアー【BEATS OF TEN】で披露した未発表曲「君を束縛したいのです」のニューバージョンが収録されました。
YUKI:ライヴでやっていた時よりもテンポを遅くしたんですけど、それでもまだ速いので、ピック弾きをしていたKANAMEさんはベースをギターのように弾いていて、「腱鞘炎になりそう」って、腕を冷やしながら弾いて下さったんです。
1回演奏するたびに、「休憩しよう!」なんて冗談っぽく言っていたんですけど、素晴らしいミュージシャンの方たちばかりだったので、3回くらい演奏して終わってしまいましたね(笑)。
Excite:カップリング曲に「君を束縛したいのです」をピックアップしたのは、なぜですか?
YUKI:「君を束縛したいのです」もラブソングだし、「STARMANN」で描いた”もっと踊らせてほしい”という想いが、「君を束縛したいのです」の主人公の恋の魅力に捉われてしまった感じに繋がっていくと思ったので、一枚のCDに入っても、2つで1つに感じられるような相性の良さがあるなと思いました。