この上なく美味しい映画『大統領の料理人』で伝説の女性シェフを演じたカトリーヌ・フロ、インタビュー
Q: ダニエル・デルプエシュと実際に会って、「世界の果て」で経験した特別な出来事について話しましたか? ええ、少しだけ。私は、その出来事が彼女にとって鎮静剤となったのだと感じました。そして、そうした出来事が鎮静剤となるような生き方をするには、気骨のある人物である必要があると思います。ここでの生活は、相当厳しいものですから。丸一年も過ごすなんて、大変なことだと思います。
でも、人生の中で時には、自分自身のことだけを考えるために、そういった状況が必要になのだと思います。誰にも頼らず、何も無い所で1人きりになることがね。その人にとって意味のあることだからです。
この映画は、そのことも語っています。