カレのことをいつまでも悩んでしまうなら、自分の本当の気持ちを見つめ直して【心屋仁之助 塾】
ハルさんは物事に集中されるのが得意とのことですので、つい答えが出るまで探してしまうのかもしれません。でもそれは、たとえ答えが出てもお相手とお別れしてしまったという現実を変えられるわけではありませんから、苦しいですよね。
お別れは自分に非があったからではなく、お互いの学びの時間に一区切りついたのだと、ハルさんのお相手もハルさんから何かを学んで卒業されたのだと考えてみてはいかがでしょうか。
またどうしても感情が押さえきれないのであれば、相手に伝えられなかった思いが心の中に残っていらっしゃるのかもしれません。そんな時は、相手に対する感情を出してみることがオススメです。
紙に書くでもいいですし、一人になれる場所があれば口に出してみるのもいいでしょう。どんなネガティブな感情でも思い切って言葉にしてみましょう。
「くやしい」、「腹が立つ」、「ろくでなし」、「ばかやろう」。
そして、本当はなんて相手にどうしてほしかったのか、何をわかってほしかったのか、考えてみてください。
「もっと一緒にいてほしかった」、「認めてほしかった」、「愛していると言ってほしかった」、「私の気持ちをわかってほしかった」、「本当はさみしいかったよ」。
もしかしたら、そんな思いがハルさんの中に残っていらっしゃるのかもしれません。そして、それを伝えられなかった心残りが、ハルさんに彼のことを忘れられなくさせているのかもしれません。