実は凄い! グッドデザイン賞を受賞した、使いやすい貼り薬にされた工夫とは?
毎日のデスクワークで肩こりや腰痛を抱えていたりすると、貼り薬は頼もしい存在ですよね。また筋肉痛になったときに頼るという人もいるはず。今は、香りのしにくいものや目立たないものなど種類も豊富で、若い女性でも使いやすい商品がたくさんあります。
その中でも、久光製薬株式会社から発売されている「のびのび®サロンシップ®s」「のびのび®サロンシップ®α無臭性」「のびのび®サロンシップ®温感」「フェイタス® シップ」「フェイタス® シップ温感」「フェイタス®5.0」「フェイタス®5.0大判サイズ」「フェイタス®3.5α温感」「フェイタス®3.5αL温感」の9商品が、2013年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したそう。
グッドデザイン賞は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動。今回、久光製薬のこれらの商品は、「フィルムのはがしやすさ、貼りやすさ、はがれにくさの工夫」など、総合的な「使いやすさ」が高く評価され、受賞にいたったとのこと。
それは、ユーザーから寄せられる意見に真摯に取り組み、使用する人の生活の質の向上に貢献しようとする会社の努力の証でもあるようです。
例えば、シップ剤ではユーザーの実態調査において不満点のトップにあった「シップがはがれやすい」という点を解消するために、原因を追求。その結果、着衣時の衣服とシップのこすれが大きく関係していることが判明したそう。
そこで、出来るだけこすれを軽減させるために考案したのがシップの角を丸くした形状(「丸かど®」)。角を丸くするという単純とも思える改良ですが、従来品に比べ、良く付着していると感じる人の割合が34%もアップしたのだとか。 ※久光製薬株式会社による調査