どんな時も揺るぎないしあわせをゲットする「しあわせ脳」になる方法・後編【黒川伊保子】
しあわせになりたくない、なんて人はいませんよね。でも、どうやったらしあわせになれるか、はっきりわかっている人も少ないのではないでしょうか。
毎日が楽しく、ステキな恋をして、肌が美しく輝いていて、アイデアがどんどん生まれ、ちょっとアンラッキーなことがあってもすぐに立ち直れる、そんな「しあわせ脳」になる方法を知りたいと思いませんか? (しあわせ脳については、
前編を参考に!)
脳科学者の黒川伊保先生の
『しあわせ脳練習帖』を読めば、「しあわせ脳」になる方法が具体的にわかるはずです。どんなことをすればよいのか、ここでも簡単にご紹介したいと思います!
■夜10時には就寝する(せめて、シンデレラタイムを守って)「しあわせ脳」になる一番の基本は、ちゃんと眠ること、それも早寝! 10時にはベッドに入って、10時~深夜2時の4時間はぐっすり眠ることが大切です。この時間帯は、睡眠を誘うメラトニンと呼ばれる脳内ホルモンがもっとも多く分泌されるゴールデンタイムなのです。
この時間に眠っていれば、脳は、翌日の直感力をアップすることができるのだとか。と同時に、成長ホルモン(新陳代謝ホルモン)が促進されるので、筋肉や骨がしなやかになって(若々しい姿勢の秘訣)、美肌もゲットできるのです。とはいえ、現代のキャリアウーマンにとっては、10時に寝るなんて至難の技。
絶対無理と言う人もいるのは、重々承知の上です。
黒川先生に聞いてみると、「女を捨てる気がないのなら、せめて0時には寝て。”シンデレラタイム”と呼んで意識してみて。その場合も、10時以降にパソコンや携帯電話の画面を見ることは、なるべく避けましょう。電子画面の凝視は、その直後の眠りの質を落としてしまいます。愚痴や嫌味などのネガティブな話題も禁止。お風呂に入って筋肉のストレッチをすると、副交感神経が立ち上がり眠りは一層深くなるので、勝負の前には1週間だけでも10時睡眠をやってみて」