嫌悪感を抱いている過去の体験と上手にサヨナラする方法【心屋仁之助 塾】

まずですね、自分の心に触れて欲しくない傷を隠していると、それがバレてしまわないかと心配したり、バレたらどうしようと不安になったり、あの人もあの時の私みたいになったらと怖さに怯えたりして、心がザワザワして落ち着かず苦しくなります。

端っこさんが現場で恋愛相談を受けると戸惑ってしまって胸が痛んだり、セクシーな女性を汚いと思われたり男性を気持ち悪く感じたり、人が怖いのは、そのためではないかなぁ…と思います。

心にある触れて欲しくない傷というのは、強烈に恥ずかしかったことや、酷くみじめだったこと、とても情けなかったり、ショックを受けたり、わかってもらえなかった悲しい気持ちや、痛烈に感じた寂しさ、そして罪悪感など。できれば人に知られず隠しておきたいような、そんな気持ちです。

この「心にある触れて欲しくない傷」を隠し抱えたまま人とコミュニケーションを取ろうとするともう二度と味わいたくないあの時の気持ちを、また感じてしまうのかもしれない…という恐怖が「人が怖い・人が嫌い」という感覚を自分に持たせ、拗ねたりいじけたり、心を閉ざしたりして距離を置き、自分の身を守ろうとしてくれるのです。

で・す・が…、いつまでも本当の自分自身を表に出せず生き辛くとても苦しく、楽しく生きることができません。

そこでね、端っこさんが楽に生きられるようになるためにまず、心の傷のほうを身体から出して先に癒していきますね。

それでは、少しだけでいいので幼児期を振り返って頂きたいのですが、保育園のお昼寝の時、男の子たちによる性的ないたずらをされた時にね、小さな端っこちゃんは、まさかそんなことをされるとは思ってもいなかったので、びっくりして飲み込んじゃった言葉があるのではないかなぁーと思います。


その時 本当は言いたかった言葉…喉の奥でギュッと閉じ込めてしまったままになっている その言葉を身体から吐き出してあげたいので、今から自分で次の言葉をちょっと声に出して読んでみてくださいね。

『やめて…』『やめてー…』『もうやめてよ!』『そんなことしないでー!』『こわいよぉー…』『お母さん助けてー』『かなしいよぉー…』『もうしないでよぉー…』 

この他にも その時、小さな端っこちゃんが言いたかった言葉を今声を出してちょっと言ってみてくださいね。

『   』『   』『   』…

いかがですか? 今、どんな気分でしょうか? あの時、出せなかった気持ちや言葉・声を身体から出してあげるといつも戦っているように身構えていた全身の力がふぅ~っと脱力して行くのではないかなぁーと思います。

そして、そんな体験をされた端っこさんだからこそ、同じような体験をされたクライアントさん方々の気持ちに寄り添えわかってあげられる気持ちや、伝えられる気持ちがあるのだと思います。

ご相談される勇気と出逢えたご縁がとっても嬉しかったです。どうもありがとうございました。

【特集】
凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾

【質問募集】
心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
この記事もおすすめ

新着くらしまとめ
もっと見る

ウーマンエキサイトで人気のコミックが動画でも!

チャンネル登録よろしくお願いします!

記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.