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「女優手袋」の異名があるゴム手袋 ~育休中に家事上手になる! 育休家事レッスン12~

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厳寒期は、水仕事が辛い時期。そんな時、品質の良いゴム手袋を使うと、気分は随分と違う。今回は、私のゴム手袋遍歴を振り返りつつ、現在のマイベストなゴム手袋についてお伝えしよう。



「女優手袋」の異名があるゴム手袋 ~育休中に家事上手になる! 育休家事レッスン12~


■私が「ゴム手袋に求めていること」とは、何か?

この時期、ただでさえ指先が冷たいのに、ゴム手袋(以下、手袋)に手を入れた瞬間の、ヒンヤリ&ゴワっとした感触を想像するだけで気持ちが萎える。「あの一瞬を、何とかしたい!」ということで、「マイベスト手袋」を探すべく、スーパーに並べてある手袋を大人買いして使用感を比べたことがある。



私が手袋に求めているのは、手を入れた時の迎え入れてくれる感じ。ただでさえツライ水仕事を、励ましてくれるような「いらっしゃぁ~い」という優しさが欲しいのである。




ま、簡単に言えば、フィット感のことですが。
それからゴムが劣化しないこと。いくら新品時のフィット感がよくても、あっという間にゴワゴワと硬くなるのであれば、採用は厳しい。



■わたくしの手袋遍歴

結論から言えば、スーパーで買った手袋はどれも変らなかった。反対に言えば、「これ、いい!」とダントツな手袋に、スーパーで買った物の中では出会えなかった。



ある時、作業服専門店で見つけた医療用の使い捨て手袋は、当時のマイベストだった。この時も数種類の使い捨て手袋を比較してみたが、「庭掃除用に」なんて書かれて10枚くらいセットでビニールパックに入って売っているものと、箱に入った医療用手袋ではフィット感が格段に違う。それに使い捨てなので、ゴム劣化も気にしないですむ。



当時、子どもが小さく育児が大変な時期だったので、「手袋を使い捨てにする」という贅沢を自分に許すことにした。
だが手袋を捨てるたびにチクっとする心の痛みに、だんだん耐えられなくなってきた。「一回じゃなくて、2回使おうか」と洗濯バサミで干したりもしたが、何だかな~の気分になる。かくして私の手袋探しの旅は、再び始まった。




■ふらりと入った雑貨屋で出会う

出会いは突然やってくる。ある日、ふらっと入った雑貨屋で見つけたのが、マリーゴールドの手袋である。まず、真っ赤という色がいい。かねてから手袋のファンシー系(薄めのピンクや水色)色づかいは何とかならんものか? と思っていた。



女が使うものだからファンシー系にしとけばいいだろう的な発想が感じられる。
家事をなめたらいかんぜよ! そんな訳で、大胆な赤という色を選択した心意気を評価し、見た目だけで即買いしてみた。



「女優手袋」の異名があるゴム手袋 ~育休中に家事上手になる! 育休家事レッスン12~


家に持ち帰り、はやる心で封を開け、手をいれてみる。うん、いける! しっとりと吸い付くようなフィット感は、確実にスーパー物とは一線を画している。



コストパフォーマンスも計算してみた。一般的なゴム手袋が200円前後なのに対し、希望小売価格399円は倍近くの値段である。ただ、ゴム劣化の速度が遅いので、一般的な手袋2回分くらいゴワゴワせずに使うことができる。ゴワゴワ感イヤさに穴も空いていないのに手袋を捨ててしまこともあるので、劣化の速度が遅いのはポイントが高い。よってコストはかかっても、手袋2枚分の満足を買うという意味で合格とした。




マリーゴールドは世界100カ国以上で愛用されている。日本に上陸して約40年、超ロングセラーの商品でもある。とある有名女優が「このゴム手袋を使ったら、もう他のものは使えなくて」と女性誌で発言したことから、“女優手袋”という異名もある。とにかく一度使ってみると、そのフィット感に驚くこと間違いなしだ。





文章/楢戸ひかる


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