テンパっている時に使える、相手に不快を与えずお願いする方法【伝え方が9割】
■相談3(38歳・会社員)日本語って難しい…。日ごろからコミュ二ケーションのとれている相手ならそのまま素直に聞いてもらえることが、同じ内容を同じ口調で言っても、間逆にとらわれる場合があって困る時があります。
■回答相手によって受け取り方が違って当然という事実を踏まえて、拙著で紹介している、ノーを「イエス」に変える7つの切り口を参考にしてみてください。この7つの切り口は、「相手のことを想像して言い方を変える」ことが基本です。
1. 相手の好きなこと
デートしてください→「驚くほど旨いパスタどう?」
2. 嫌いなこと回避
芝生に入らないで→「芝生に入ると、農薬の臭いがつきます」
3. 選択の自由
デートしてください→「驚くほど旨いパスタの店と、石窯フォカッチャの店どちらがいい?」
4. 認められたい欲
残業お願いできる?→「きみの企画書が刺さるんだよ。お願いできない?」
5. あなた限定
自治会のミーティングに来て→「他の人が来なくても、斉藤さんだけは来てほしいんです」
6. チームワーク化
勉強しなさい→「一緒に勉強しよう」
7. 感謝
領収証をおとしてください→「いつもありがとうございます。領収証お願いできますか」
テンパっている時に、このうちのどれか1つでも思い出すことができれば、乗り切れるはずですよ。次回は「初対面の相手への伝え方」続編と、「好きの伝え方」についてのお悩みに答えていただきます。
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