花粉症の季節到来! 朝から一日快適に過ごすためにオススメの薬とは
春はいろいろなことが始まる新しい季節。寒さもゆるむと、気分も明るくなりますね。その一方、花粉症の人にとってはつらい季節でもあるのが残念なところ。花粉症さえなければ、もっと春を楽しめるのにと思っている人も多いかもしれません。
花粉症は、花粉によるアレルギー症状なので、屋外に出ているときに症状が強く出ると思われているかもしれませんが、実際花粉症の人にアンケート(エスエス製薬による「花粉症に関する実態調査」)を行うと意外な結果がわかりました。
花粉症の症状が一番ひどいタイミングは、特に決まっていない人を除くと、「起床時」が22.4%で断トツ。続いて「午後の屋外での時間」が11.4%。屋内にいるのにもかかわらず、多くの花粉症の人が「起床時」の症状に悩まされているようです。
そのため、花粉症の人にとって朝は憂鬱な時間に。アンケートでも、「機嫌が悪くなる/気分がすぐれない」が55.6%と半数以上、「寝覚めが悪い」が34.6%と、多くの人が花粉症のために一日のスタートを上手く切れていないことがわかりますね。
このような朝の発作的な鼻炎症状を「モーニングアタック」と言いますが、いくつかの原因が考えられているそうです。例えば、夜間に床の上に沈下した花粉やハウスダストなどの濃い抗原を吸入するためや、起床やふとんをたたむときなどに、床やふとんから抗原が空中に舞い上がるためなどの理由が考えられるとか。
けれども、花粉の侵入の少ない室内においても「モーニングアタック」が発生することから、起床時に自律神経が副交感神経優位から交感神経優位の状態に切り替わることによって、一時的にバランスが乱れて鼻が刺激過敏になることが原因ではないかと考えられているそう。
ですから、「モーニングアタック」の症状に悩んでいる方は、夜に服用するタイプの鼻炎薬を活用することで、朝の鼻炎症状をしっかりと抑えるといった対策をすることがオススメです。