2014年3月11日 12:00|ウーマンエキサイト

花粉症の季節到来! 朝から一日快適に過ごすためにオススメの薬とは

また、花粉症対策で薬を服用するときに気になるのが副作用。抗ヒスタミン薬を服用すると、集中力や判断力、作業能率などが低下した状態=「鈍脳」(インペアード・パフォーマンス)になることも。仕事がはかどらなかったり、集中できないという経験を持つ人もいるはず。

花粉症の季節到来! 朝から一日快適に過ごすためにオススメの薬とは
東北大学教授の谷内一彦先生によると、これは、抗ヒスタミン薬が鼻の粘膜にある「H1受容体」をブロックすることで、アレルギー症状の原因物質「ヒスタミン」と結合するのを防ぎ、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を緩和するのと同時に、脳の中にある「H1受容体」もブロックするせいだからだそう。

そこで「鈍脳」を起こしにくいものをと開発されたのが、第2世代抗 ヒスタミン薬。中でも、非鎮静性の抗ヒスタミン薬の成分が使用されているものは、脳に入りにくいため、 「鈍脳」の状態が現れにくいのだとか。

このように最近では、「鈍脳」になりにくい薬が増えてきましたが、中でも、寝る前に服用するだけで、「モーニングアタック」をやわらげ、一日、花粉症の症状を抑える薬を選ぶのがおすすめだとか。一度、薬局で薬剤師さんに相談してみて。

また、スギ花粉などの季節性のアレルギー性鼻炎は、症状が出始めた初期の段階から服用を開始すると、より効果的に症状を抑えることができるから、まだ症状が出ていない人もすぐに飲み始めるといいかも。

もう春は目前です。今年は、賢く薬と付き合って、花粉症のために憂鬱になりがちな季節を明るく楽しく過ごしましょう。

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