スムーズに仕事をするためにも、職場の人間関係は良好に保ちたいもの。特に上司からのお願いは「断ったら仕事に差障りがあるかも」と考えて、つい無理をして引き受けてしまいがちです。
でも無理をすると、負担が大きかったり、要望にこたえられずに周りに迷惑をかけたりする結果になってしまうことも。上司の困った“お願い”に、角を立てずに「NO」と伝えるテクニックを身につけておきましょう。
■予定がある日の急な残業を断りたい今日は大切な予定があるから早く帰りたい! そんなときに限って、上司から頼まれる残業。
プライベートな用事を理由に仕事を断るのは勇気がいるし、だからといって、ただ「無理です。できません」だけでは、上司の心証を損ねることに。
そんなときは「今日は予定があって30分しかできませんが、明朝早く来てやります」と答えてみては。
ただ「できない」のではなく、「やる気はあるが今日はどうしても無理」ということが伝わり、上司の印象もさほど悪くならないはずです。
実はそれほど急ぎの仕事でもなく、あっさり「それなら明日でいいよ」となることもよくあります。翌日の早起きは少しつらいかもしれませんが、そこは仕事と割り切ってガマン!
また、いつも断るのではなく、予定のないときは残業を引き受けるなどの努力も必要です。