熱中症対策には水分補給だけではダメ!? ミネラルウォーターを飲んで、暑くても元気に
だんだん気温が高くなってきました。ゴールデンウィークをすぎれば、さわやかな中にも汗ばむような陽気の日もきっとあるはず。気温の上昇とともに、注意が必要になってくるのが、熱中症対策ですね。
ここ最近は、毎年猛暑と言われ、熱中症の話題もよく耳にします。実際、熱中症になったり、熱中症の可能性を感じたりしたことのある人もきっといるはず。本格的な暑さが来る前に、熱中症とその対策について知っておきましょう。(出典『海洋ミネラル通信』)
熱中症は、汗によって失われた水分や塩分を補給できなかったりしたときに、熱をうまく逃すことができずに起きます。体温が著しく上昇し、臓器の障害や血流量の低下などを招き、頭痛、吐き気などさまざまな症状がおこります。重症化すると死に至ることもあるので、注意が必要です。
以前は、真夏に屋外でスポーツなどをしているときのものといったイメージだった熱中症ですが、今は普通の会社員が街を歩いたり、お年寄りがエアコンを入れずに屋内にいたりするときの危険性が語られるようにもなっています。
実は、熱中症が危険なのは真夏だけではないと知っていましたか。昭和大学医学部救急医学講座の三宅康史教授によると、「特に注意が必要なのは、梅雨の中休みなどに急に気温があがったとき」なのだとか。まだ体が暑さに慣れていないときこそ、注意が必要なようです。
熱中症予防のためにはこまめな水分補給が重要なことはよく知られてきているので、ペットボトルや水筒などを持ち歩く人も増えていますね。特に、喉が乾いたと感じる前に、こまめに飲むのが一番なのだとか。ぜひ気をつけたいところです。