将来のために今から知っておこう! 住宅ローンで選ぶべき銀行の条件とは
将来のことを考えたときに、結婚と同じぐらい気になるのが、一生賃貸マンションに住むか、一戸建てに住むかではありませんか。ずっと高い家賃を払い続けるのと、住宅ローンを組むのと、どちらか選ぶのは難しい問題です。そのためにも、今から情報を収集しておくのは大切なことです。
特に4月から消費税が8%になったこともあって、住宅の駆け込み需要の報道を耳にしたことのある人は多いはずです。そこで、経済評論家・坂口孝則さんによる、実際の住宅市場の動きや、増税後の今、住宅購入を検討するうえで知っておくべき制度についてなどおはなしを聞いてみました。
消費税の増税にともなって、住宅の駆け込み需要は増え、実際公示地価は上昇、2013年全体の住宅市場も新設住宅着工戸数98万戸と活況だったそうです。
けれども、今後、夏前までは住宅市場が落ち込むだろうという見方があるそうなのです。さらに、消費税増税によって、所得の伸びよりも物価上昇が上回り、それが消費者心理に買い控えを植え付ける、とする見方もあり、坂口さんは住宅市場の先行きは楽観視を許さない状況と考えているとのことです。
しかし焦る必要はないとのことです。なぜなら、増税後の住宅購入のほうがお得な人もいるというからです。これは驚きですね。
例えば、「住宅ローン減税制度」は2014年4月から拡充され、2015年10月に予定されている消費税10%への増税後であっても、2017年12月末までは、最大控除額などの内容は変わらないとされているので、住宅購入を検討する際のひとつの材料としてもよいかもしれません。
また、消費税増税にともない導入された注目すべき制度は、2014年4月から新しく導入された「すまい給付金制度」です。これは2017年12月末まで、収入などの条件に応じて、一時金が給付される制度です。