同性の同期が一番難しい!? 仕事のミスをうまく伝える方法とは【伝え方が9割】
58万部突破のべストセラー『伝え方が9割』の著者、佐々木圭一さんに、読者の皆様からのお悩みに解答していただくこのシリーズ。第19回目は、ミスをした同性の同期に対して、上手く伝える方法をお伝えします。
【相談】同僚のミスを自分が伝えなきゃならない時があります。人によっては、「同期なのにムカつく」と捉えてしまう場合もあるので。女性同士だと尚更、気を配る場面かと思います。どうやったら上手に伝えられますか?(23歳/会社員)
【回答】確かに、同性の同期がしたミスを指摘するというのは、難しいです。後輩に話すのとは違った気の配り方が必要です。そこで、単に自分がミスを伝達する役目か、リーダーとして指摘しなければいけない立場かで伝え方が変わりますので、今回は2種類、お伝えします。
■自分がミスを伝達する役目だった場合主観を出さず、事実のみを正しく伝えることが最大のポイントです。「◯◯さんが直してほしいと言っていました」など、誰からの伝達かを正確に言いつつ、かつ自身の存在感を出さないような意識で伝えましょう。
「ミス、直しておいてね」などと上から目線でストレートに伝えると、角が立ってその後関係が悪化してしまう恐れがあるので、避けたほうが無難です。