言葉足らずな上に、声が小さい! 言いたいことをきちんと伝えるには?【伝え方が9割】
■なるべく大きな声でしゃべる方法話しはじめの一言目を大きくはっきりと話してみてください。それだけで、その後のコトバも自然と明快に伝えられるという方法を、あるアナウンサーの方に教えていただきました。これを実践するだけでも相手に聞こえる声の大きさが変わりますので、ぜひ試してみて下さい。訓練次第で声は大きくできるものです。
私もテレビに出る前は、楽屋で必ず発声練習をしています。声が商売道具のアーティストやアナウンサーですら、本番前は発声練習をしています。ですから相談者さんもぜひ、1人でもいいですし、友達の前でもいいですから、練習を日課にしてみて下さい。
加えて、相手の顔か耳を見ながら話をすることも、声が伝わりやすくなるコツです。
顔や耳を見ることで自分の口元が相手に向くため、物理的に声が届きやすくなります。また、相手も自分に視線を向けられることで話を聞く準備ができるため、より伝わりやすくなるというメリットもあります。伝えたいことが上手く伝わるか不安になると、自然と相手から顔を背けがちになるので、意識的に見るように心がけて下さい。
相手の顔か耳を見て話す時は、にこやかな表情をすることもポイントです。笑顔で接する、それだけで、伝えたいことが伝えられなかったとしても、「いつもニコニコしているな」と、相手に好印象を与えることができます。
次回は、プレゼンテーション時の伝え方に関するお悩みに回答していただきます。
・「伝え方」のお悩みにアドバイスしてほしい方募集!
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