映画『オー!ファーザー』 出演者インタビュー、魅力的すぎる父親像に迫る!
■父として意識されたことは? 佐野さん:大学教授ということで、難しいクイズをすらすらと答えてしまうという、実人生でクイズミリオネアで大失敗をしているので、まず台本をもらった時に、いくら役とはいえ、みのさんのあの目でにらまれたら、それはあなた、行ってごらんなさいよ。すごいんだから、頭の中真っ白になるんですから。僕、それ知っています、どういうことか。ツナだということは知ってますよ。シーチキンって答えたんですよ(笑)。それ現実の話だよ。ドラマのセリフじゃなくて。
岡田さん:本当にやられたんですか? それでシーチキンって答えたんですか?
佐野さん:コントじゃない。
それで僕は弟に佐野家の恥って言われて。そういう苦~い思い出があるものですから、クイズのシーンを読んだ時に、どんなに演じたところで説得力を持たないと。これを何とか説得力を持たせるためにはどうしたらいいだろうかと一生懸命演じるしかないですよね。そのことだけを信じて、一生懸命やりました!
村上さん:原作は未読なんですが、元ホストで女性の扱いが上手だというところが個性として描かれていたんですが、そこはあまり考えずに、母のような兄のような存在で、優しくいようと、監督とも少し話したんですが、肩の力を抜いて、現場にいて起きたことに反応しようと思っていました。
河原:ギャンブラーという設定だったんですが、僕一切ギャンブルをしないので…。憎んでいますから(笑)。ギャンブルをしない男ですから、俳優の役作りですよね。僕なりのギャンブラーを演じさせていただきました。
ノリで。ノリ大事でしょう。友だちみたいな関係のポジションなのかなと本をいただいたときにそう読めたので、映画をご覧になった方が、僕も一生懸命役作りしたので、すごいギャンブルをする人だろうなと思われているかもしれないですけども、憎んでおりまして。今ノリではなしてるから、着地点とかどうでもよくなってきて…。そういうお友達の感じを意識して演じさせていただきました。
宮川さん:僕は体育教師役だったので、お話をいただいてから、クランクインまで間があったので、やっぱり体育教師だから腹を割って、6ポケットぐらい作っていこうかなと思っていたのですが、間に合わず、ポッテポテの体でやらせていただいたんですが、役作りは失敗したかなと思うんですが。役作り、そんなにあんまり考えていなかったです。ノリでやらせていただきました。
宮川でした。
村上さん:6パックですから(爆笑)