生理痛から解放されるために知っておきたい3つの掟【生理のお話3】
薬は、あくまで一時的に痛みを抑えているだけで根本的な解決にはなっていないということを十分に理解しておく必要がありますね。
辛くて頼らざるを得ないこともありますが、依存をしてしまうとリスクもあることを十分に理解しておきたいですね。どうすれば、根本解決ができるのか。今すぐ始められる簡単な解決法を次頁でお話させていただきますね。
■ポイント1:温める月経トラブルの原因の大半は「冷え」からくる、血行不良です。何より冷えをなくすことが一番の解決策。手先足先が冷えていなくても骨盤まわりの体液循環だけ滞りがちな方も多いです。腹巻やレッグウォーマー、ストールなど冷やしやすいお腹、手首、足首、首まわりを温めることを心がけましょう。
また子宮を冷やす原因の1つが実は使い捨ての生理用ナプキン。これらは石油系素材でつくられており、膣から有害物質を吸収してしまうだけではなく、子宮まわりを冷やす原因ともなっているのです。オーガニックの布ナプキンをTPOに応じて使い分けることもお勧めです。
■ポイント2:油の種類前回もお話させて頂きましたが、痛みを大きくしてしまう原因が摂取している油の種類のバランスの悪さなのです。サラダ油に代表されるオメガ6系の油の摂りすぎが、より痛みや辛さを大きくしているのです。オメガ6の摂りすぎに注意すると同時に、痛みや炎症を鎮静化してくれるオメガ3の油をできる限り意識してみましょう。
オメガ3には、亜麻仁油、しそ油、えごま油、インカインチオイル、チアシードオイル、フィシュオイルなどがありますが、月経トラブルのある女性や更年期障害で悩んでいる女性には、女性ホルモンのバランスを整えてくれる作用のある亜麻仁油がおすすめです。
またグループ的にはオメガ6系に入りますが、月見草油(イブニングプリムローズオイル)という油は月経トラブルにはよい効果をもたらしてくれますよ。