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性格が悪くて困っている人を劇的に変える方法って!? 【伝え方が9割】

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■3.「認められたい欲」(第2章「イエス」に変える7つの切り口より)

人は、誰もが他者から認められたいという欲求を持っています。この欲求を満たすためには、多少面倒なことでもやってみようという気になるものです。ですから、「あなたの言っていることは正しい。あとは伝え方だけだよ。誤解されたらもったいないよ」などと伝えてみて下さい。



最初に「正しい」と相手を肯定することで、相手の「認められたい欲」を満たすことができる上に、このコトバを付け加えることで、相手の本質も否定していません。
さらに「もったいない」と伝えることで、相手も「今よりよくなるのであれば変わってみよう」という気持ちにもなりやすくなります。



他にももう1つ方法があります。前回、第三者を持ち出して相手を否定することは避けましょうとお伝えしましたが、第三者を用いて人間関係を壊さずに伝える方法もあるのです。それが、



■4.相手の短所をポジティブ変換して伝える

方法です。「取引先の××さんが、『◯◯さんは謙虚すぎるところを控えれば完璧だ!』って言ってたよ」という伝え方です。最大のポイントは、相手の短所をポジティブに言い換えること。



「ネクラ」であれば「謙虚すぎる」と言い換えられますし、「人のことを考えない性格」であれば、「自分の道を行きすぎる」と変換できます。「~すぎる」と付け足すことをイメージすると、言い換えるコトバが思い浮かびやすくなります。
また、第三者の意見を加えると客観性が出て、説得力が高まると言われています。



以上ご紹介した方法のように、「相手の性格にイラッとしたから、何とかして謝罪させたい」と考えるより、今後相手に変わってもらいたいという前向きな目標を持って伝えたほうが、相手も素直に謝りたいと感じるものではないでしょうか。



性格が悪くて困っている人を劇的に変える方法って!? 【伝え方が9割】


次回は、「間違った伝わり方をしてしまった時のリカバー方法」についてお答えいただきます。



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・『伝え方が9割』の佐々木圭一氏に聞く、心に響く伝え方
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