いつも忙しいあなたに~余裕のある時間管理のコツ3つ
2.現状を把握する - 今どんな風に時間を使っているの?
自分が何にどのくらいの時間を使っているか書き出してみたことはありますか? この書き出すという作業は空間のオーガナイズでいう所の「全部出す」という作業と似ています。
洋服を整理する時にも、一度全部の洋服を出して、並べてみて現状を把握するということをしたりしますよね。物は触れますし見えますが、時間は見えないので書き出してみることが必要になります。
まずは1週間と期限を決めて書き出して、自分が何にどのくらいの時間を使っているか客観的に見てみましょう。思っていた以上にインターネットを使っていたり、ぼーっとテレビを見ているかもしれません。これがリラックスの時間で自分にとって意味があるのであれば問題ないですが、「○○したいのに…」「もっと時間があれば…」と思っている場合は、少し短くしてもいいですよね。
書き出してみることで得られるメリットは他にもあります。見える化されることで、日常の作業にかかっている時間が分かります。
これは見通しが立てやすくなり、また「面倒くさいな」と思っても5分で出来ると分かっていれば取り掛かるハードルが低くなります。
3.時間計画を立てる - どうやって時間を使う?
今の状況もわかったところで、次にすることは何でしょうか。次は実際の計画に「目的」と「変えられること」を反映させてみましょう。今回はもうすぐ夏休みですし、「夏休みの計画表」として考えてみてもいいかもしれません。
「大きな石」の話はご存知でしょうか?大きなバケツに、大小さまざまな石や砂、それに水をどうやって入れていくか。砂や小石を入れた後に大きな石を入れようとしても入らなくなってしまう。でも大きな石から最初に入れ、その後に小石や砂、水を入れていくとちゃんと収まるというこの話。時間管理も同じだということです。
大きな石は重要なこと。それ以外はあまり重要ではなかったり、何となくしていることなどです。限りのあるバケツに、あなたはどの大きな石から入れることにしますか? 入る量に限りがあるとわかるとじっくり考えたくなりますね。
以上が3つの余裕のある時間管理のポイント3つでした。
いつもよりも楽しいイベントがあったり、スケジュールが変わったりしがちな夏という季節。このポイントを見直しながら、気持ちの余裕が生まれる時間のお片づけをしてみてはいかがでしょうか?
※「大きな石」の話はスティーブン・R・コヴィーのHPに出てきます。