眠気覚ましのコーヒーが、かえって疲労感を増幅させている!?
残業や深夜の勉強など、どうしても寝てはいられない、という時に、眠気覚ましにコーヒーを飲む人がいます。しかし、それはかえって疲労感をアップしているだけだということ、ご存じですか?
■コーヒーを飲むと何が起こる?人は体内の水分のうち2~3%失われると血流が滞り、身体のだるさや眠気がでると言われています。だからこそ、日頃から疲れやすいと感じている方は水分の摂取にはより注意して頂きたいのですが、多くの方が知らずに行っている脱水症状による疲労の原因の1つがコーヒーの常飲なのです。
日中はもちろんのこと、徹夜の時など必ず眠気を覚ます目的でコーヒーを飲む方は多いでしょう。しかしコーヒーなどのカフェインは継続的な疲れを回復される栄養素ではありません。
一時的な覚醒作用はありますが、単に交感神経を刺激して、疲れたという感覚を麻痺させているだけのことで、その状態は継続はしないのです。
またカフェインには利尿作用があるため、飲みすぎると今度はトイレに行く回数が増え、飲む前よりも体内の水分量は減ってしまうのです。そのため、余計に脱力感や疲労感に襲われ、眠くなってしまうという残念な結果になってしまうのです。