ミネラルウォーターと水道水、基準の違いWHO(世界保健機関)の基準では硬度が120mg/l以下を「軟水」と呼びますが、東京都の水は硬度64.6mg/L。軟水の水道水は、クセのないまろやかな口当たりであるのが特徴。一方、ミネラルウォーターの水は硬水、軟水ともありますが、レストラン等で提供されるものはミネラルを含んだ硬水が多いですね。
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安全性においては、水道水はかなり厳しい基準があります。水質基準項目がなんと50項目も設定されていて、これをクリアしなければ供給することはできません。一方、ミネラルウォーターは食品衛生法により水質基準18項目をクリアすればいいことになっています。水に対する考え方が、そもそも水道水とミネラルウォーターでは違うんですね。
どちらを選ぶかはお好み次第。
でも水道水をもっと活用することで日本の森を元気にする一端を担うことができると知れば、お水もいっそうおいしく感じられるかもしれませんね。
参考)
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東京都の水源
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千葉県の水源
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横浜市の水源