テレビ番組の効果もあり、なにかと話題のシェアハウス。ひとつ屋根の下でいろいろな人と共同生活を送るのは、楽しそうな感じがする反面、不安も……。そこで、人気のシェアハウスポータルサイト
「SHARE PARADE」を運営する柴田さんに、その実態や選ぶときのポイントなどをズバリ聞いてみました。
シェアハウスの魅力とは!?──シェアハウスに住むメリットは?
柴田:私が運営している「SHARE PARADE」は、「happiness in everyday life」をコンセプトに「毎日にハッピーがある生活」をお手伝いするシェアハウスの総合ポータルサイトです。結婚とか昇進など一生に数回しか感じられない大きな喜びというより、日常の中にあるちょっとした優しさや人の温もりに幸せを感じて行こう!といったニュアンスで、シェアハウスには、そういった身近な幸せがいくつもあるんですよ。
──具体的には、どのような?
柴田:それぞれの物件に個性があり、和気あいあいとフレンドリーな入居者が暮らす物件もあれば、同じ趣味を持つ人同士が集まる物件もあります。「おかえり」「ただいま」「ありがとう」などの挨拶が自然に飛び交い、ときにはみんなで一緒にご飯を食べたり、DVDを観たりなど、年齢・職業に関係なく、様々な価値観をもった人々とのつながりがあります。
(左)入居者同士の買い物ノート。また、ペット可物件では、他の入居者の猫と触れあえることも!
──人との出会いがハッピーの一番の要素?
柴田:私自身、一人暮らしの経験も、友人と賃貸物件をシェアしたルームシェア経験もあり、現在は、シェアハウスで暮らしています。シェアハウスの一番のメリットは、誰もいない家に帰らなくていいこと。もちろん煩わしさもありますが、おうちで仲間と気取らない会話が楽しめ、学生時代の修学旅行気分を味わえます。
──シェアハウスにはどのような人が多く住んでいる?
柴田:全体的には20代、30代を中心とした社会人の方々が多く、男女比率は3:7ぐらいです。物件によっては、外国の方やセカンドハウスとして利用されている方もいらっしゃいます。普段出合わないような人と知り合う機会が多く、人脈を広がる楽しみもあります。