共同生活のデメリットは?──では、逆にデメリットは?また、シェアハウスには、どんな人が向いていますか?または向いていない人は?
柴田:シェアハウスでよくトラブルの種になるのは、音と掃除関連です。1人暮らしならば、夜中に洗濯機を回そうが、早朝に掃除機をかけようが誰にも迷惑はかけませんが、シェアハウスは共同生活です。賃貸マンションやアパートより隣人がより近い距離感なので、
どんな方が入居しているかで、そのシェアハウスの居心地が決まるとも言えます。極端にキレイ好き、極端に汚くても平気という人は向いてないと思います。他人の常識の基準が自分と異なるということを納得できる人(許容できる人)が向いていると言えるでしょう。
──これからシェアハウスで暮らしてみたい人にアドバイスを!
柴田:よく言われるのは、
「シェアハウスは、設備だけでなく、入居者が大事!」ということ。明るく朗らかな人が暮らしている物件は、明るい雰囲気がありますし、掃除が苦手な人ばかりが集まっていると清潔感のない空間があっという間にできあがってしまいます。気に入った物件が見つかったら、ぜひ、下見をしてください。
それも、入居者の方がいる時間に行くのがポイントです。日中、入居者の方が出払っている、誰もいないシェアハウスを見学するのでは、設備しか確認できません。
──シェアハウスの下見でチェックすべきポイントは?
柴田:それぞれのシェアハウスでハウスルールがあります。ほとんど何もないようなところもあれば、細かい規定を設けているところもあります。それらを確認するとともに、下見に立ち会った管理会社の担当の方に、過去にどんなトラブルがあったか聞いてみるといいでしょう。過去の事例を知ることで、そこで自分が楽しく暮らせるかどうか、ひとつの判断材料になります。また、
トラブルが起きたときに管理会社がきちんと対応してくれそうか?をチェックした方がいいと思います。
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