2014年10月6日 12:00|ウーマンエキサイト
保険と共済はどう違う? その特徴と比較、向く人と向かない人
■保険と共済、コースメニューか、アラカルトか共済の基本形は「コースメニュー」というのも大きな特徴です。掛け金別にコースが設定され、死亡保障、入院保障などが決まった組み合わせ・額でセットになっています。最近は共済も進化していて、組み合わせや保障額のアレンジができるものも登場しましたが、いくつかの選択肢からのチョイスとなっているので、さしずめプリフィクスメニュー(選択式メニュー)といったところでしょうか。細かなアレンジはできませんし、保障額も保険と比較すると低めです。
それに対して、保険の場合はアラカルトでの注文ができます。まず、メイン(主契約)を選び、額を決めます。主契約の種類としては死亡保障、入院保障、あるいは生前給付といって特定の病気になった時に一時金でまとまったお金が給付されるものなどがあります。
単品ずつでも加入できるので、たとえば、独身で万が一死亡しても生活に困る家族はいないけれど、自分が重い病気や介護になったときの保障はそれなりに欲しい、というような場合、そのニーズを満たす保障だけを持つことができます。
オプション(特約)をつけられる場合も、多くは任意に種類や額を設定できます。
■共済に向いている人、保険向きの人以上のことから、それぞれどんな人に向いているか考えてみましょう。
・共済が向いている人
万が一のことがあったときの備え(貯蓄・ローンのない持家・その他の資産など)がすでにあるので、保障はコンパクトなもので充分という考えの人。
・保険が向いている人
子どもの教育費や家賃・ローンを払っているなど、何かあった時に大きな保障が必要な人。また、自分に必要な期間、自分に合った保障内容と額をカスタマイズしたい人。
皆さんも、目先の保険料だけにとらわれず、どんなことが起きたらどれくらいのお金が必要なのか、先々はどんな暮らしにしたいのかを考えて、保障の持ち方を選びましょう。
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