もの悲しくなる秋の夜に聞きたい、癒しの響き3選

季節の移ろい、深まる秋に、寂しさや孤独感を募らせる人もいるかもしれません。そんな時、明るい音楽で無理に盛り上げようとしないで、自分の心の奥底と思いきり向き合ってみてはいかがでしょう? 逆に、少しずつ気持ちが落ち着いてくるのがわかると思います。

もの悲しくなる秋の夜に聞きたい、癒しの響き3選

チェロの深い響きは、ありのままの“私”を優しく抱きとめてくれるでしょう。豊かな包容力のあるチェロの音色に身をゆだねてみませんか? お薦めの3枚をご紹介します。

シューベルト「アルペジオーネ・ソナタ」で心を柔らかく1823年、ウィーンで初めて製作されたアルペジオーネという、ギターとチェロが合体したような楽器をご存じですか? その翌年、シューベルトがこのソナタを書き、その後、この楽器はすたれてしまうのですが、唯一、現在も愛されている美しい名曲がこの曲。


もの悲しくなる秋の夜に聞きたい、癒しの響き3選

モントリオール生まれの人気チェリスト、ジャン=ギアン・ケラスと、パリ生まれの俊才ピアニスト、アレクサンドル・タローの名コンビによる、気心の知れた会話のような、それでいて、互いに挑み合うような生き生きとした演奏が、乾いた心を柔らかくしっとりと潤わせてくれます。心身が疲れている時にも効果的なヒーリング・ナンバーです。



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