22歳なら誰でも大分県の日帰り温泉が無料に! 「お湯マジ!22」とは?
布団から出るのがおっくうな季節になってきましたね。どこか旅行に行こうよ、という話になると温泉でゆっくりあたたまりたいという選択肢が一番に上がってくる今日この頃ではないでしょうか。なんと22歳であれば温泉が無料で利用できるものすごい企画があるとか。
それは11月17日から開始した「お湯マジ! 22 in おんせん県おおいた」。特長は、1992年4月2日~1993年4月1日生まれの男女であれば、大分県にある102か所の温泉施設を何度でも「無料」で利用できるというもの。株式会社リクルートライフスタイルが、「お湯マジ! 22~ONSEN MAGIC~」という、若年層の観光需要創出プロジェクトして始めたもので、初年度は大分県で開催。利用方法は、スマホで「マジ☆部」アプリをダウンロードし、「お湯マジ! 22」へ会員登録するだけ。期間は2015年3月31日までとなっています。
人口減少が進む中、国内旅行市場は、地域や施設に訪れた人々をリピート顧客化することが、相対的な来訪者数や売上増加の鍵になります。「じゃらんリサーチセンター(JRC)」の、リピーター追跡調査によると「初回訪問時に年齢が18~24歳」で「温泉や宿を次回も楽しみたい欲求」があることが地域リピーターにつながるという結果に。
九州の大分県は、湧出量・源泉数ともに日本一の「おんせん県」。湧出量は、実質世界一とも言われています。そこで「お湯マジ! 22」は、温泉地のリピーター獲得を目指した、若年層向けの取り組みとして、将来的な温泉旅行需要の創出につながる施策として実施することに。
スタート当日には、温泉×LIVEを楽しむ「お湯フェス」が、大分県別府市北浜温泉テルマスで開催されました。出演者には、大分県出身でダイノジ大地さんがプロデュースする4人組の音楽ユニット「豊満乃風」やお笑い芸人「2700」、ミュージシャンの「ヒトミリリィ」や、大分県のゆるキャラ「めじろん」「べっぴょん」がかけつけ、パフォーマンスで会場を盛り上げました。このオープニングイベントには、首都圏・関西エリアから抽選に当たった22歳の若者、約50名が参加。参加者たちは水着を着用し、“混浴”の温泉に入りながら、フェスを楽しみました。