食材のロスをなくしたい! 冷蔵庫をスッキリ片付ける整理整頓のコツ
■冷蔵庫を整理するコツ(2)見せる冷蔵庫は奥行きがあるので、奥に入ってしまうと食材が取りにくくなりますし、存在を忘れやすくもなります。そのため、冷蔵庫に食材を収納する時は、「見せる」ことを意識しましょう。自分だけでなく、家族にとってもわかりやすいように見せます。この時、先ほど「ギリギリ」に分類した食材は、目線の高さにくる段の手前部分に置きましょう。
さらに、保存容器を透明なものにすれば在庫も一目でわかりますし、重ねられるタイプであれば、収納スペースも節約でき、掃除も簡単にできますね。
■冷蔵庫を整理するコツ(3)愛情を込めるちょっと意外なコツですが、大野さんいわく、「買う → 一時保管 → 食べる」このサイクルがくるくると回るように愛着をもって使うこと=愛情を込めることだそうです。たしかに、冷蔵庫は私たちの大事な食料をしまっておいてくれる場所。愛情を込めて使いたいものです。
ちなみに大野さんは冷蔵庫を「レイコちゃん」と呼んでかわいがっているとのこと。というのも、「冷」「蔵」「庫」という漢字には、物をしまって保管するという意味の文字が「蔵」と「庫」の2つ入っています。この字面からは、冷蔵庫に物がとどまってしまいそうな重々しさが漂ってきます。そのため、1字取って「冷庫(レイコ)」にしようと思い立ったそうです。
冷蔵庫の機能は、あくまでも「一時保管場所」。ずっと物をしまっておく場所ではないのです。