石けん、重曹、クエン酸、アルコール…年末の大掃除にも応用できる、ナチュラルクリーニング(4)
ナチュラルクリーニングとは、重曹(ベーキングソーダ)、クエン酸(お酢)、石けん、アルコール(消毒用エタノール)など台所にあるもの由来の化学反応で安全にスッキリ、ラクに汚れを落とす掃除法。今回は、年末の大掃除に向けて、普段あまり掃除しない部分の汚れを落とす方法を紹介します。
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■ナチュラルクリーニングの基本アイテムをおさらいナチュラルクリーニングの基本アイテムは、重曹、石けん、アルコール、クエン酸の4つです。それぞれ、以下のような特徴があります。
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重曹:アルカリ性なので、酸性である油汚れを中和します。
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石けん:こちらもアルカリ性で油汚れを中和しますが、洗い流す必要があります。
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アルコール:同じく油汚れに効果があり、除菌効果や殺菌作用もあるので、カビ予防にもなります。加えて揮発性が高いため、水を嫌う場所(湿気がこもってカビの発生しやすい押し入れやクローゼット、靴箱の中、畳など)にも使えます。
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クエン酸:上記3つが油汚れを落とすアルカリ性なのに対し、クエン酸は酸性なので、アルカリ性である水あかやせっけんカスに効果的です。
■換気扇や五徳など、しつこい油汚れもナチュラルクリーニングでスッキリキッチンの中でも、換気扇は大掃除の時でないとキレイにしないという人が多い場所。それゆえ、しつこい油汚れがついていますが、これもナチュラルクリーニングなら、五徳やグリルもいっぺんにキレイにできます。