健康でいてほしい! 愛猫のために飼い主ができる3つのこと
喉を鳴らして思いっきり甘えてきたり。かと思えば、つれない態度をとられたり。その目に野性を残しながらも人間と共生する猫の魅力を語ろうと思えば、きりがありません。かわいくてたまらない、憧れの猫との暮らし。けれどそのためには、10年、20年と長い月日をともにする
覚悟と責任が必要なことを、忘れてはいけません。
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今回は、いつかは猫を迎えたいと思っている方にも、すでに 愛猫が隣にいる方にも、ぜひ知っておいていただきたい
「愛猫がずっと健康でいるために、飼い主ができる3つのこと」をご紹介します。
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プレミアムペットフード、および犬と猫のリーディングカンパニーであるロイヤルカナン ジャポンのホームページには、
「犬は人ではなく、猫は小さな犬ではない」という印象的な一文が記されています。人と犬と猫が違う生き物であることは、みんな知っていることです。でも、犬と猫を飼っている身でも、その言葉には思わずはっとさせられました。
飼い主が犬と猫について正しく理解するための情報を、ホームページを通じて惜しみなく提供している、獣医師でもある同社のサイエンティフィックコミュニケーションマネージャー 原田洋志氏にお話を伺うことができました。
その1.知識
動物のことを正しく知る© aleksandr - Fotolia.com
飼い主なら、自分の愛犬や愛猫には健康でいてほしいはず。ではそのためにどうすればいいかというと、まずは彼らのことを正しく知ることに尽きると原田さんは言います。
「正しいことを知らなければ、どうしたら病気にならないか、より健康でいられるか、わかりようがありません。とにかく
正しい知識が第一歩だと思います」
犬は雑食にちかい肉食で、猫は肉食。犬は群れで生き、猫は単独で生きる。食性や生き方からして、両者はまったく異なるのです。
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