「東京三大イチョウ」独断決定! 都内の巨樹探訪案内
その2
善福寺の逆さイチョウ/麻布善福寺は平安時代に開山した都内最古の寺院のひとつ。ここには幹周10.4m、樹高20m、樹齢750年の国の天然記念物、都内最大といわれるイチョウがおわしまします。
気根を削って飲むとお乳の出がよくなると評判になったことで、産婦に気根を削られまくり、それを防ぐために囲いができたとか。
なんでも親鸞が地に刺した杖から成長したという言い伝えがあるそうで、
このことから「杖イチョウ」と、また、根がせり上がり枝先が下がっていることから「逆さイチョウ」と呼ばれているらしい。
イチョウを芽吹かせた親鸞さんとの2ショット。
ちなみに、敷地内にある井戸も空海が立てた錫杖から水が湧き出してきたといわれているらしく、エピソードが似すぎているのが、ちょっとひっかかるといえば、ひっかかります…。
▼麻布山 善福寺
(左)元麻布ヒルズのタワーの存在感たるや。(右)越路吹雪の碑や福沢諭吉の墓もあります。
住所:港区元麻布1-6-21
最寄駅:東京メトロ南北線麻布十番駅