脱・重い女、イタリア流・スマートギフティングのコツ【後編】
■ふたりで楽しめるものを贈るとある知り合いのカップルに話を聞いたときのことです。映画好きな彼の誕生日に彼女が贈ったのは、映画館の月間パスでした。バーで働く彼女の都合上、休みを合わせにくかったそうですが、彼女の仕事帰りに映画館デートを重ねることで、ふたりの時間を確保。
「彼ともっと一緒にいたかったし、その上でふたりで何か楽しめればいいなと思って」と明るく笑う彼女に、そこはかとない女子力のポテンシャルを感じたものです。一方的に贈るだけのギフトは相手が消費しておしまいなので、次につなげようがありません。
「評判のカレー屋のグルメ券」「お笑いライブのチケット」など、相手が負担に思わない範囲で、ふたりで楽しめるイベントをプレゼントしてみましょう。一緒に時間と感動を共有できる機会は多ければ多いほど、ふたりの絆を強めるもの。「楽しませよう(喜ばせよう)といろいろ考えてくれたんだな」と思ってもらえるきっかけになれば、「やっぱり彼女が一番」と彼の愛情を深める効果も期待できます。
「チョコ(orプレゼント)は人気のバロメーター」とは言いますが、男性は女性ほど「チョコレートを食べること」に対して情熱を持っていないことがほとんど。下手をすると会社のデスクに放置されて文鎮化…というパターンにならないよう、事前にしっかりとリサーチして、お互いがハッピーになれるバレンタインギフトを選んでみて下さいね!
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