才能ある男性を支える “内助の功” を学ぶ映画3本
アメリカでアカデミー賞授賞式が開催され、映画熱が高まっている人も多いはず。今回は、アカデミー賞ノミネート作のなかから、学者をテーマにした映画をピックアップ。学者の偉業を知ることができる作品ではありますが、注目すべきは彼らを支える女性たちの存在です。強く優しく、愛する男性をサポートする女性の魅力を学んでみましょう。
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繊細な男性には、ひたすら寄り添ってサポート!▼「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
監督:モルテン・ティルドゥム
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ
まずは、「SHERLOCK」で人気沸騰となった、ベネディクト・カンバーバッチ主演映画からご紹介。ベネティクト・カンバーバッチが演じるのは、実在の数学者アラン・チューリング。キーラ・ナイトレイは、彼を支える女性ジョーン・クラーク役として登場します。
3月13日(金)TOHOシネマズ、みゆき座ほかにて全国ロードショー© 2014 BBP IMITATION, LLC
【ストーリー】
数学者のアラン・チューリングは、ドイツ軍の暗号エニグマを解読するという政府の極秘任務に就く。自信家で不器用なチューリングは解読チームの協力を拒み、ひとりで電子操作の解読マシンを作り始めます。暗号読解をゲーム感覚に捉えていたチューニングは、次第にこれはゲームではなく人の命を救うことに気づきます。そして彼は秘密の作戦に身を投じることに……。
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【ココが“内助の功”】
チューリング(ベネティクト・カンバーバッチ)は自分で「私は世界一の数学者」と公言するほどの自信家。そんな彼を支えるのが、解読チームの一員のジョーン(キーラ・ナイトレイ)。彼女はチューリングの論争相手でもあり聡明な科学者です。そんな志の高いジョーンはチューリングの良き理解者となっていきます。
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彼が恐怖と落胆に震えていれば優しく寄り添い、自信をなくせば手を取って励ます。同じ数学者であるジューンがチューリングの気持ちどう寄り添っていくのかを見ていくことで、ナイーブな男性の励まし方がわかるはず。