から揚げに合うのはビールじゃない!? もっと相性のいいお酒が判明
最近の若い世代はあまりビールを飲まないと言われているそうです。20~50代の人(約290名弱)を対象にした「一年間で一杯目に缶チューハイを飲んだことがあるか」というアンケート調査(キリンビール調べ)では、「一杯目に飲んだことがある」「一杯目に飲むことが時々あった」という回答が、合わせて8割を超える結果となりました。「とりあえずビール」ではなく、チューハイの需要が高まっているようです。
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居酒屋メニューの定番おつまみと言えば、「鶏のから揚げ」です。ビール派にとっては、ビールこそ「鶏のから揚げ」にぴったりと考える人が多そうですが、これだけチューハイが人気となると、チューハイとの相性も気になります。
■チューハイとビール、食事に合うのはどちら? チューハイを飲む人が増えているという背景には、チューハイと食事の相性がビールよりもよいということも考えられます。そこで、AISSY株式会社とともに味覚分析の調査を行うことに!
AISSY株式会社にある、ヒトの味を感じる仕組みを模倣した味覚センサー「レオ」は、食べ物や飲み物の味を5つの基本味に分解・数値化し、「食品同士の相性」を分析することができるそうです。
今回の調査で、相性のよさを確認するための食事として選んだのは、代表的なおつまみである「鶏のから揚げ」。お酒については、チューハイの代表例としてキリンビールで主力のチューハイ「キリンチューハイビターズ」(以下「ビターズ」)ほろにがグレープフルーツ味、ほろにがレモンライム味、スパイシージンジャー味と、大手ビールメーカー4社の缶ビールの平均値の4種類を比較対象としました。