2015年3月17日 12:00|ウーマンエキサイト

こじれた親子関係を修復したい

ですからご自分のことをもうこれ以上責めないでくださいね。罪悪感を無くすのは、自分が持たないと決めるだけです。そして、ゆうさんが書いていらっしゃる文章をそのまま、ご両親が書いていると思って読んでみてください。

些細な誤解から娘と大喧嘩に発展し、悪い方へ話がこじれていく一方だったのが辛かったようで、娘が家を飛び出してしまいました。今は罪悪感でいっぱいです。どうして無理してでも誤解を解かなかったのだろう…、私はなんて悪い親なんだろうと、毎日押しつぶされそうになりながら生活しています。今からでも娘に謝って和解した方がいいのでしょうか。

いかがですか。
どう感じますか。

もしかしたら、ご両親もゆうさんと同じように罪悪感を感じ、自分達を責め、そしてゆうさんのことを心配しているかもしれません。いや、きっと心配していることでしょう。

ご両親も絡まった誤解を解きたいと思っているのではないでしょうか。そして、ゆうさんに誤解されたと思っているかもしれません。

そこで私からのアドバイスですが「和解する」と思って会うのでなく、ゆうさんの正直な気持ちを伝えに行ったらいかがでしょうか。「罪悪感でいっぱいで、親不孝な娘だと思って毎日押しつぶされそう。無理してでも誤解を解けばよかったと思っている」というそのままの気持ちです。


ごめんなさいという言葉になるかもしれませんね。そして、ゆうさんが一番わかって欲しかったのは何でしょうか。どんなこと、どんな気持ちでしょうか。

人はわかって欲しい生き物です。わかってもらえただけで安心してホッとします。それは、ゆうさんもご両親も同じはずです。100%わかってもらえなくても、100%わかってあげられなくても、わかってあげようとする気持ちはたぶん相手に伝わると思います。

「両親に謝って和解する」などと固く考えず、喧嘩というものは人間関係の中では「当たり前にあるもの」と受け入れて、気まずさに気がつかないふりをして、「ごめんね。
実は私ね…」と深刻にならずにお話に行かれたらいかがでしょう。

親子ですから。誰よりもゆうさんのことを思っている方達ですから。何度喧嘩しても大丈夫ですし、仲直りしてもいいですよ。

ゆうさんに呟いて欲しい言葉は「私がいるだけで親は幸せだし」「どうせ愛されてるし」です。

「大丈夫」という気持ちをもってご両親に会いに行ってくださいね。応援していますよ。そしてご報告お待ちしています。


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