デキる人ほど手を抜かない。職場でのファッションと人間関係には関連性があった

また、現在の勤務先から、どの程度評価されているかという質問については、服装に気を遣っている男性は82.4%、女性は85.9%が「十分評価されている」・「やや評価されている」と回答。その一方、服装に気を遣っていない男性は72.1%、女性は58.3%にとどまりました。 実際のパフォーマンスだけでなく、評価にも影響を及ぼしているのですね。

デキる人ほど手を抜かない。職場でのファッションと人間関係には関連性があった
さらに上司の方に部下との関係をたずねたところ、男性では大きな差が見られなかったものの、女性は服装に気を遣っている人の方が、服装の気を遣っていない人よりも部下との関係性が「良好」であり、「信頼されている」と感じる人の割合が高い結果となりました。 女性の上司の服装は部下からよく見られているということなのでしょうか。

デキる人ほど手を抜かない。職場でのファッションと人間関係には関連性があった
これらの調査の結果、服に気を遣っている人が仕事のパフォーマンスも高く、部下との関係が良好だと答える人の割合が高い傾向があることがわかりました。特に女性のほうがその傾向が顕著なだけに、気になりますね。

「デキるビジネスパーソンは、様々なものへの視野が広く、自分が周囲からどのように見られていて、何を求められているのかを常に把握できているように思います。つまりデキる人には、服装にまで意識が及び、配慮できる人が多いということ」と語ったのは、株式会社フォースタイル代表の久野梨沙さん。政治家や経営者をはじめ、のべ1万人の服装についてアドバイスし、キャリアアップに貢献してきた久野さんいわく、「色についても自分に似合う色や、表現したい自分を演出する色を身に着ける人が多いのも特徴」とのことでした。

これまで職場でのファッションにあまり意識してこなかったという人も、これを機に、一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。

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