スマートな女性が実践する、キレイな部屋をキープするとっておきの掃除方法
ひそかに尊敬している年下の友人がいます。仕事関係で親しくなり最近よくつるんでいるのですが、この友人N子に誘われて行くお店、まずハズレがない! 私の話を楽しげに聞いてくれて、一緒にいると気分がいい。すごくデキる女性なのだけれど、飾らないから嫌みじゃない。いろんな意味でセンスのいいスマートな女性です。
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先日、二人で飲んでいたらつい終電を逃してしまい、N子のマンションに泊めてもらうことに。広々とした1LDKはシンプルなインテリアで、こだわりの家具がほっとさせてくれる部屋でした。そして何よりゴミやほこりが落ちていなくて、キレイ。
私のために心地よい素材のタオルをクローゼットから出してくれ、シャワーを借りると、バスルームにはオーガニックブランドのヘアケアとボディケアが。どちらも使ってみたかったプロダクツでうれしくなりました。それからゆったりとした気分で温かいリビングへ。忙しいはずのN子がどうしてこんなにキレイな部屋を保っていられるのか不思議に思って、聞いてみました。
私:「これだけ忙しく仕事して遊んでいるのに、どうしたらこんなに部屋がキレイなの?」
N子:「決まってるじゃん、お掃除好きなカレがやってくれるのよ」
私:「え、そんな人いたっけ?」
N子:「ほら、あそこに」
リビングの片隅を見ると、端正な黒い円盤、ロボット掃除機の「ルンバ」がひっそりとたたずんでいました。聞けば、最近買った「ルンバ 880」というタイプなんだそう。じつは初号機から愛用してるらしく、N子いわく「これナシじゃやっていけない。そもそも『片付けられない人』なんだ、私って…」とのこと。
N子は一人暮らしを始めたころ、ショッピング好きが高じてモノであふれかえった生活をしていたそう。「お気に入りを眺めていられるし」という理由で収納をあきらめ、掃除もままならなくなり、乱雑な部屋に慣れてくると、いろんなことにルーズになっていっていき…。そしてある日、恋人を初めて部屋に招いたら、彼にドン引きされ、悲しい別れがすぐにやってきた経験があるそうです。
そんなときに、“失恋の憂さ晴らしも兼ねて”思い切って購入したのが「ルンバ」。それから生活に色々な変化がでてきたそう。