女性の上司に嫌われる部下の特徴とは。プライベートな会話ばかりもNG!
■2.できない理由ばかり並べる女性上司は男性上司のように頼られることに醍醐味を感じず、自己完結できる部下を好む傾向があるようです。「できない部下ほど可愛いはず」「頼られたらひと肌脱ぎたくなるのでは」…勝手にそんな親分肌の上司像を描いて甘えるのはNG!
「なぜできないか」という理由だけだと、単なる言い訳にしか聞こえません。上司に解決策を求める無責任な部下…と印象は悪くなるばかり。もちろん理由の説明は必要ですが、大切なのは「何があればできるか」も伝えること。
「〇〇の契約、無理そうです。すみません…」ではなく、「〇〇の契約、このままでは難しそうです。でも△△という条件なら検討していただけるかもしれません。一緒に考えていただけないでしょうか?」といったアプローチなら、全然印象が違ってきますよ。
■3.プライベートを話しすぎる女性上司も人間。プライベートの話で仲良くなることも重要ですよね。とはいえ、仕事の話より雑談ばかりしている、一方的に自分語りをするなどはNG! 特に女子会ノリで恋愛話ばかりする部下は地雷を踏むことも…。
女性が管理職まで登りつめる背景には、さまざまなキャリア観が隠されているもの。中には仕事のためにプライベートで辛い経験をした人や、会社は仕事をする場所と割り切っている人がいるかもしれません。まずは上司の考えを押さえ、話題のチョイスと割合を見極めましょう。最初は「仕事8割、プライベート2割」程度で様子見しながら、上司のノリにあわせて加減していくのが無難です。
そして、プライベートの会話は、お互いの共通点ではなく「共感点」を見つけるのがポイント。
「今自由な時間があったら何をしたいか」などといった話題なら、リラックスした会話ができそうです。映画ならなぜそれを観たいのか、旅行ならその場所を選んだ理由を聞いてみても。そんな会話から、お互いに共感できることが見つかれば距離が縮まり、自然と仲良くなれるはずです。
女性の上司だからといって過剰に意識する必要はありませんが、男性中心の組織で少数派として頑張る女性上司だからこその配慮はあるはず。上手くコミュニケーションをとりながら、信頼される存在になれるといいですね!
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