すべて初心者向け。山桜が眺められる絶景ハイキング3選
■関東の吉野山とも呼ばれる秩父の「蓑山」。珍しい桜も咲き誇る蓑山(みのやま)は、埼玉県秩父市と皆野町の境界にそびえる標高586.9メートルの独立峰。山頂付近は、美の山公園として整備された環境庁指定の国民教養地です。ヤマザクラ、サトザクラなど70種、8000本の桜が植栽され、「関東の吉野山」の異名をもちます。珍しい緑の桜「御衣黄(ぎょいこう)」も必見!
起点となるのは秩父鉄道皆野駅か親鼻駅。コースは数種類ありますが、いずれも静かで、穏やかな雑木林が続くので、どのコースを選んでもOK。和銅遺跡や万福寺など、それぞれのコースに見どころが点在しています。展望ポイントも数か所あり、武甲山や奥秩父、両神山など、360度の眺望が楽しめますよ。
中腹には「いこいの村ヘリテイジ美の山」があり、食事処や天然温泉に浸かれる日帰り温泉施設も。ここから皆野駅までの送迎もあるので、施設でゆっくり過ごし、帰りは送迎バスを利用してもいいかも。見ごろは4月中旬~5月中旬です。
■奥多摩湖をバックに、可憐な桜を望む奥多摩の「見晴らしの丘」もっと気軽に、1~2時間で楽しめる桜ハイキングは、奥多摩の奥多摩湖畔に設置された見晴らしの丘。ここは、水道水源林とダムの役割がわかるようにと、東京都水道局が設置したハイキングコース。まだあまり知られておらず、穴場スポットです。奥多摩駅からバスで20分、奥多摩湖口が起点となります。
ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなどの桜が植えられ、見ごろは4月中旬ごろ。
奥多摩湖口から高台にある八方岩展望台まで行くコースは2種類あり、Aコースは2.3km、約60分、Bコースは0.8km、約30分です。展望台からは奥多摩湖と桜が織りなす絶景の大パノラマが望めます。
どの山も初心者向けなので、気軽にハイキングが楽しめるはず。ただし靴はトレッキングシューズかスニーカーがベスト。防寒着も忘れずに持っていきましょう。
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