年齢を重ねることを楽しめるようになる、珠玉の言葉たち『French in Style フランスマダムから学んだ最上級の女になる秘訣』
(CCCメディアハウス)
畑中由利江
こちらはモナコ在住の国際マナー研究家で夫はフランス人、伯爵夫人の称号を持つ畑中由利江さんの著書。冒頭から「女は赤よ。赤い口紅を塗らないと、ジョン(彼女のご主人)が浮気するわ」という義母の言葉にのけぞり、「ひとつ年をとったら、ひとつ露出を増やしなさい」「疲れたときには赤い肉と赤ワイン」など、彼女がモナコやフランスで出会ってきた、フレンチマダムたちの珠玉の言葉に刺激を受けます。
日本の世界しか知らなかった頃は、年を取ることがとても不安だったという畑中さん。でも、彼女たちのおかげで、
年齢を重ねることを心から楽しめるようになったとか。時には「カワイイから卒業しなさい」「もっと大人の女の服を着なさい」などのダメ出しもありますが、“人生の上級者”ならではのアドバイスは、ハッとさせられることばかり。
20代~30代前半であれば、そのまま鵜呑みにしてしまうかもしれないような参考書ですが、アラフォー世代の私たちならば、その時々に合わせて、自分らしくバランスよくアレンジしていけるはず。それこそが最高にポジティブな生き方ではないでしょうか。
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