人生は「服選び」そのもの ~パーソナルスタイリスト政近準子さんによる、知的ファッションのすすめ
2015年5月7日 12:00
キレイスタイルインタビュー
と。
そんな命がけで…と思いますが、
人生は服選びそのもの、と政近さん。年齢を重ねることを怖れるアラフォー女性に対し、まず
「年を取ることを受け入れるのが大事」と明言します。
「若さにしがみつくのは、若くてキレイだった時の自分が最高だと思っていて、そこから遠のくのが許せないから。美魔女さんをがんばって続けていた人たちの中には、実は辛かった~っと、涙する方もいますよ。プチッと切れる時がやはり来るんですね」
自分を知ること、客観視が第一歩政近さんいわく、その辛さは「何を着たらいいかわからくなっていることも原因の一つ」だそう。迷える子羊たちに、彼女はまず
「あなたはどういう人ですか?」と尋ねるとか。そこで、自分の
現状についてしか話せない方が多いのだそうです。
日本の方はとくに…。
「自分のルーツ、アイデンティティーを知らないことは、服選びにも支障をきたします。両親、祖父母、先祖にまで遡って、家庭で話し合ってルーツを探り、
自分を知ること、これがすべての第一歩です。そして
自分を客観視すること。そこから、あなたが着るべき服も決まってきます。
服を選ぶとき、自分はどうなりたいか、少し先の
未来を想像できることが重要なのですが、それにはまず
過去を知らないとダメ。