人生は「服選び」そのもの ~パーソナルスタイリスト政近準子さんによる、知的ファッションのすすめ
2015年5月7日 12:00
キレイスタイルインタビュー
過去の自分のことを知らずして
自分探しのしようもないんですね」と、政近さんは力説します。
NHK『助けて!きわめびと』での、凄絶なスタイリング体験また、同じ40歳でも東京と地方ではまた環境が違う、と政近さん。5月9、16日に放映予定のNHK『助けて!きわめびと』という番組のロケで、山形県に住む48歳の主婦の方と出会ったそうですが、地方の方は結婚する時期が早く、40代で子供の手が離れた後、どうしたらいいかわからなくなってしまう女性が多いというのです。
その女性は、「一生に、一度でいいからキレイと言われてみたい」と意を決して、番組に応募してきたとか。
© yuuuu - Fotolia.com
彼女のワードローブは、Tシャツ、アロハ、カーデガン、ジーンズだけ。
政近さんは、ワードローブチェックを通して、なぜ、彼女がそうなっているのか、カウンセラーのように、家族との関係や本人の生き方にまで分け入って聞き出します。そして、おしゃれで美人な姉と常に比較され、華やかな服は似合わないと思い続けてきた
“自己肯定感の低さ”に着目するのです。
そして彼女に、今、着ている服が似合っているのか、似合いそうな服は何なのか、街角で多くの人に聞き取り、
自分を客観視する。