大学4年間の費用、いくら貯めると安心?(本当に得する学資保険の選び方特集1)
ファイナンシャルプランナーの竹下さくらさんはこう話す。
「最近、教育費に関わる相談がジワリと増えています。『子どもが大学に入って、教育費と住宅ローンで家計がキツキツ。どうすればいいでしょう?』といったお話は多いですね。大学の費用は、まとまった金額が必要ですから、子どもがまだ小さい頃から準備を始めるのは、とても大事なことなんです。」
今回は、子どもの大学の費用づくりについて、お話を伺った。
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■大学4年間の費用、文系か理系か、自宅から通うか下宿かで違いをチェック今、子どもが赤ちゃんだったとしても、「大学に入る年齢」は必ずやってくる。その時になって慌てないように、まずは大学の費用がどれくらいかかるか、目安を知っておこう。
◇進路別、教育費用はどれくらいかかる?
たとえば、私学文系に自宅から通った場合、660万円を単純に4年間で割ってみると、年額165万円。これを月額割してみると、約14万円。日常の家計から出すには厳しい金額だ。
それに初年度には入学金など、まとまったお金も必要だろうから、乳幼児期からの準備が不可欠なことは明白だ。