学資保険を選ぶ時、絶対にチェックしておくべきポイント<応用編>(本当に得する学資保険の選び方特集4)
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学資保険を選ぶ時、絶対にチェックしておくべきポイント<基礎編>の続きです。
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これまで学んだ学資保険の選び方としては、
1.最初に返戻率で商品の目星をつけ
2.次に、子どもの契約可能年齢、親の契約可能年齢、支払い方法をチェックし
3.最後の仕上げで、商品の細かい内容を理解する
これが大まかな流れだ。今回は、そこから一歩踏み込んで、商品の細かい内容を理解するポイントを、ファイナンシャルプランナーの竹下さくらさんに伺った。
■学資保険を選ぶ際のチェックポイント(4)払い込み免除の要件払い込み免除の要件とは、
「その状態」になったら、以後の保険料の支払いを免除しますという取り決めであり、学資保険の契約上の肝(きも)となる。
「どの状態になると支払いが免除されるか」については、保険会社によってかなりの違いがある。たとえば、A社は「契約者が保険料払い込み期間中に死亡」のみが要件なのに対し、B社は「ガンなった時も対象」だったりもするからだ。
想像するのはつらいことだけれど、少しだけ想像してみてほしい。パパが死亡した時のみ払い込み免除でよいのか、パパがガン宣告を受けた時も払い込み免除になったほうが助かるのか…。
どちらも大変なことには違いないが、そこに大きな差があることを感じるだろう。
この払い込み免除の要件は、
契約する前に必ず確認しておきたい点。保険に慣れていない人にとっては、「そんな細かいところまでチェックするの!?」と、難しく感じるかもしれないので、あえて応用編とした。