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学資保険を選ぶ時、絶対にチェックしておくべきポイント<応用編>(本当に得する学資保険の選び方特集4)


■学資保険を選ぶ際のチェックポイント(5)出生前加入/短期払いの取り扱い「最近の傾向として、子どもが生まれる前から、学資保険の利用を検討する人も多くなっています」と、竹下さん。「出産後はバタバタするので、出産前に学資保険に入っておきたい」という人は、「出生前加入」ができるかどうかも確認しておくと良さそう。出産前に契約者(父親)にもしものことがあっても、以降の保険料は免除されて、契約通りに祝い金・満期金が受け取れるので安心。なお、子どもが万一流産したり死産となった場合は、契約自体が無効となるため払った保険料は戻ってくるしくみだ。

最近は、短い期間で支払いを終えることもできる学資保険も増えている。「児童手当を学資保険の保険料にそのまま充てるから、15歳満期が便利」「中学入試をするので、塾代がかかる前までに払い終えたいから10歳まで」といったプランを扱う会社もあるので、そういう商品を選ぶのも一策だ。

■学資保険を選ぶ際のチェックポイント(6)保険会社の経営状態は大丈夫か? 積立貯蓄であれば、万一、預入先の金融機関が破綻しても、1,000万円とその利息は全額保護されるが、学資保険は支払った金額の、およそ90%程度しか補償はされない。つまり、保険会社が破綻した場合は、学資保険は、支払った保険料よりも少ない額しか戻ってこない危険性が高いのだ。


そのため、保険会社を選ぶ時には、財務健全性が低いところとは契約しないほうが無難だ。財務健全性が低いかどうかのひとつの目安としては、保険財務力格付けがわかりやすい。成績表と同じでAが多いほど財務状況が優秀で、AAA(トリプルエー)、AA、A、BBBが付けられた保険会社から選べばまず安心と言える。

BB、B、C以下の場合は学資保険など貯蓄性が高い保険の活用は避けたほうが無難。ムーディーズ・ジャパン、スタンダード&プアーズ(S&P)、日本格付研究所、格付投資情報センター(R&I)といった格付け機関のホームページで毎月更新されている。

学資保険のチェックポイントはこれで完璧! 次回は、プロがおすすめする学資保険の実際の商品を見ていこう。

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