イケメン美容師があなたの心もスタイリング! 映画『鏡の中の笑顔たち』白石隼也インタビュー
美容室へ行くと、髪型だけではなく心もすっきりして癒されます。それが、イケメンの美容師さんなら…なんて、女子なら一度は思い描いたことがある胸キュンなシチュエーションですよね!
映画『鏡の中の笑顔たち』は、ただのイケメン美容師さんのお話ではありません。技術だけを追求してきたカリスマ美容師・遼が「訪問美容」に関わることで、少しずつ「心の美容師」へと成長していく…。人々をキレイにする職業の素晴らしさを丁寧に描いた本作は、全ての人の“笑顔”を引きだすマインド・スタイリング・ムービーなのです。
遼を演じるのは、『仮面ライダーウィザード』『彼岸島』などで人気の白石隼也さん。アクションを封印し、技術だけを追求する美容師から徐々に心を豊かにする美容師へと変わっていく繊細な役どころを熱演しました。
そんな白石隼也さんのインタビューをお届けします!
(c)2015「鏡の中の笑顔たち」製作委員会
接する機会が多いにも関わらず、物語のメインテーマになることの少なかった“美容師”という職業を扱った本作品。脚本を読んだ感想を教えてください。僕が演じたのは、美容師の腕前は一流ながらも、早く一人前になりたいと周りが見えなくなってしまう主人公・井上遼です。根本的には悪い奴ではないのに、対人関係のコミュニケーションを上手く図ることができず、孤立。物語はその遼の変化を追う内容で、色々な人との出会いによって、技術だけを出せばいいというものではない、と気づいていく。まさに現代的な若者という感じで、僕自身も周りに笑顔を振りまくようなタイプではないので、キャラクターをイメージしやすく、自然に臨むことができました。