美しい自然、焼き物、カフェや雑貨… 魅力がギュッとつまった長崎・波佐見への旅
長崎空港から車で約1時間の波佐見町は、長崎県のほぼ中央に位置し、県内で唯一海に面していない場所。四方を山に囲まれた盆地で、稲穂が美しい棚田や山菜や野草が自生する豊かな自然に恵まれています。そして、やはり大きな魅力は最近、再注目されている
波佐見焼でしょう。
なんと400年以上の歴史があるという波佐見焼。丈夫で割れにくいため、実用の器として昔から愛用されてきました。ここ数年はモダンなデザインの器やカラーバリエ―ションも幅広くなり、値ごろ感もあることから、新たなファンも増えています。セレクトショップなどでフェアが開催されていることも多いため、すでに使っている方も多いのではないでしょうか。
波佐見町内には製陶所の跡に残る建物を改装し、カフェや雑貨店が集まる場所、地元食材を使った料理を波佐見焼の器で提供するレストラン、ホテルなどが増え、立ち寄りたい魅力がアップしています。
今の波佐見の魅力がギュッと詰まった西の原町内にはさまざまな窯元やショップが点在していますが、カフェや雑貨店などが立ち並ぶ
「西の原」は、まず立ち寄りたい場所。一部の建物は国の有形文化財に指定されているそう。
南倉庫
地元の陶磁器メーカー・西海陶器の直営店「南倉庫」。毎日の食卓に取り入れやすいシンプルな器が揃う。
コーナーごとにシリーズや色を変えてある。食のシーンを想定しやすく選びやすい。
シンプルで使いやすい器や小物が揃う。どんな料理を乗せようかな…。
2Fはフリースペース。食器選びの間にひと休みできる。