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これからの人生はどれくらいお金がかかる? お金で考える人生設計

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多くのアラサー女性にとって、将来のお金と暮らしの不安は尽きないもの。これからのお金のかかるライフイベントについて、目安を知って備えることで、漠然とした不安は軽減できます。結婚、出産、マイホーム、老後…。4つのライフステージの大きな変化にともなうお金について、生活マネー相談室代表でファイナンシャルプランナーの八ツ井慶子さんにお話を伺いました。



これからの人生はどれくらいお金がかかる? お金で考える人生設計




結婚までに貯めておきたい金額は?

結婚までに貯めておきたい金額は「結婚式と結婚後の新生活の準備にいくらかかるか?」となります。

※ここでは、結婚式を実施することを前提にします。






結婚式は、式の形式や招待人数によって大幅に費用が変わってくるのですが、最新のデータによると、挙式、披露宴・披露パーティの平均は、333.7万円で、挙式、披露宴・披露パーティにおけるカップルの自己負担額の平均は125.0万円という結果です。

※カップルの自己負担額=挙式、披露宴・披露パーティ総額−ご祝儀または会費。
“ゼクシィ 結婚トレンド調査2014 調べ”


また、ご祝儀がいくらか?というのは、不確定要素なので、この不確定さをハズすと、結婚式を挙げるカップルは、できたら333.7万円を貯めておいた方が安心です。どんな式にしたいかというイメージを持って、それに見合う貯蓄をしましょう。



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そして、2人の新生活準備のためにかかった費用は平均で78.1万円

※新生活準備のためにかかった費用とは、「インテリア・家具」「家電製品」の費用の合計“新生活準備調査2014 リクルートブライダル総研 調べ”



結婚式の費用がご祝儀をもらえるという前提で計算すると125.0万円+78.1万円の合計が203.1万円。ご祝儀をアテにせずに計算すると333.7万円+78.1万円の合計が411.8万となります。


● 2人で203.1万〜411.8万が、結婚までに貯めておきたい金額の目安





子供が生まれるとどれぐらいかかる?
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「子どもの教育費は1人1000万円」と聞くこともあるかと思いますが、公立と私立でかかる教育費は雲泥の差に!


文部科学省「平成24年度子どもの学習費調査」によると、幼稚園を私立にすると公立の約2倍かかります。小学校では約4.5倍。中学は約2.8倍。
高校は約2.5倍。さらに大学は、国公立or私立というだけではなく、どの学部に進学するのか?によっても大きく左右します。各家庭によって、小学校までは公立で中学から私立だったり、大学から私立というケースなどもあると思いますが、オール公立なら約800万円、オール私立なら約2,500万円が教育費の目安です。
よく耳にする「子どもの教育費は1人1000万円」は、小学・中学・高校が公立で、幼稚園・大学を私立と考えるパターンです。



● 子ども1人の教育費は800万~2500万×欲しい子どもの数





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