公的年金で、サラリーマン家庭が特に知っておくべきポイント4つ(ママでもわかる年金特集3)
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「老後が不安」なママ世代の、不安の本当の正体とは?
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年金、私は結局いくらもらえるの?の続きです。
私たちが、年金で知りたいことは、「自分は、どこから、いくらもらえるの?」ということ。だったら老後のための資金を、もらえる先ごとに「公的年金」「企業年金」「個人の蓄え」に分けて考えてみると、全体像が把握しやすい。
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今回は、もっとも多くの人に関係がある、公的年金で知っておくべきポイント4つについて、年金のプロ、大江英樹さんにお話を伺った。
■サラリーマン家庭が特に覚えておきたい、公的年金のポイント4つ「サラリーマン家庭の方は、公的年金について以下のポイントだけはしっかり覚えておいて下さい」と、大江さん。
<ポイント1>公的年金は終身給付
国から支給される「基礎年金」と「厚生年金」は、一生涯受給できる
終身年金だ。
基礎年金は、平成26年4月時点では年額で77万2,800円(保険料を満額払い込んだ場合)。基礎年金は物価の変動によって受け取れる金額が変動するので、経済の変化に強い年金ともいえる。
厚生年金は、支払った保険料によってもらえる金額が違ってくる。