そろそろ夏休みが視野に入ってきましたね。ヴァカンスといえば旅! 旅には常に憧れがありますが、ただの観光旅行ではない、アラフォーだからこそ愉しめる、一癖も二癖もある旅にまつわる映画で、一足早いヴァカンスを体験してみませんか?
© Mila Supynska
旅先では、どこに宿泊するかが重要な要素。大人だから味わえるホテルライフの魅力は、私たちを非日常へと誘ってくれるはず。今回は、「ホテル」がキーワードの映画3本をご紹介しましょう。
それでは、行ってらっしゃい! Bon Voyage♪
世界のラグジュアリーホテルを満喫▼はじまりは五つ星ホテルから
監督:マリア・ソーレ・トニャッツィ
出演: マルゲリータ・ブイ、ステファノ・アコルシ、レスリー・マンヴィル
40歳、独身。職業は超高級ホテルの覆面調査員。仕事は5つ星、でも私生活は1つ星…!?と紹介される主人公は、ローマ在住のアラフォーど真ん中、イレーネ。世界に名だたる5つ星ホテルが、星の数にふさわしいサービスを提供しているかどうを調査するため、彼女が実際に宿泊して世界中を巡るという、そこだけ聞くと夢のようなストーリーです。
そこに、彼女が独身でいることを心配する妹で、二人の娘を持つシルヴィア、元婚約者だけれど今は親友化していて、若い女性と“できちゃった婚”しそうなアンドレア、旅先での出会いと別れなどが重なり、自分の生き方を模索しながらドラマティックに物語が展開していきます。
世界80ヶ国、430軒以上のホテルが加盟するザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールドの協力のもと、フランスの
オテル・ド・クリヨン、イタリアの
フォンテヴェルデ・タスカン・リゾート&スパ、スイスの
グシュタード・パレス、モロッコのパレ・マラケシュなど、実在ホテルでのロケが眼福です。ホテルの従業員に
“ミステリーゲスト”と畏れられるホテル調査員の“秘密のチェック10項目”に従って、映画を観るのも一興かも。